「しささる」の有能性について。
みなさんこんばんは。ケンコウです。
今日は北海道弁の「しささる」の有能性について語ろうと思う。
ちょっと前に大学時代の同級生とご飯を食べてる時に、こんな話になった。
同級生「この前職場で、間違ってパソコンのキーボード押しちゃったときに、「押ささった!」って言ったら同僚に笑われたんだよねー」
ケンコウ「あーホントに「押ささる」って方言なんだね、本州じゃ通じないんだ」
同級生は今本州で働いている。「ゴミを投げる」が、「捨てる」ではなく本当に「投げる」で伝わってしまうのはたまーに聞いたが、「しささる」について聞いたのは初めてだった。
「しささる」、例えば「押ささる」の意味だが
押すことが出来る(可能)
意図せずに、偶然押される(自発?)
これらどちらかの意味で使うことが出来る。
いや、この言葉めっちゃ便利だなって思いません?
だって、間違ってキーボードを押したときに「押ささった!」で、「あー間違って押したんだな」って通じるのに、本州だったら
「あー!全然押すつもりなかったのに、たまたま!間違って!押しちゃったー!」
って言わなきゃダメやん。
「押しちゃった!」
だったら、なんかてへぺろ感があって、こいつ意図的にやったんじゃないかって思われてもおかしくないし。誤解を生まないためにはやっぱり「あー!全然押すt(ry)」って言わないとダメか、そうなのか。
押すことが出来る、可能の意味で使うときも、「押ささる」が使えないとしたら
「押せた!」
になるわけでしょ。あれ、これは長くないね。これは別にどっちでも良かったわ。
なんにしても、「しささる」は本当に便利。「言わさる」「聞かさる」、動詞ならなんでも使えるし。北海道だけで留めておくには勿体ない。
大学の同級生にもぜひこの「しささる」の有能性を広めて、会社全体で活用して頂ければと思う。頑張れ同級生。負けるな同級生。では。